三条ものづくり学校ってどんなところ?
ものづくり都市にひらかれた、新しい産業拠点。
groworksのある三条ものづくり学校は、2014年3月に閉校した南小学校を三条市が民間企業のノウハウを活かしてリノベーション・管理運営委託している施設です。各教室に様々なものづくりに関する企業やお店が入っており、日々イベントや取材がされています。そんな三条ものづくり学校の2023年のハイライトをご紹介します。
目次
2023年イベント情報
燕三条 工場の祭典2023 ものづくりの裏側 展・店
工場の祭典2023の期間に合わせて、ものづくりの「裏側」を集めた企画。会期中、関連したワークショップを開催されていました。
工場には「このためだけに使われる道具が!?」「こんなに廃材が出るの!?」と、驚きと好奇心に満ちたものがたくさんあります。みなさんが普段見ることのない、ものづくりの「裏側」。
スプーンをつくるための金型や定規を抜いたあとの端材、縫製工場の職人を支えた椅子など…「裏側」な展示品は、ほぼすべて“購入“もできました。
今は通販サイト等で誰とも会わずにものを買うことができますが、その背景にたくさんの人やものが携わっていることを再認識できる、興味深い展示でした。
無印良品 オープニングイベント
2023年10月20日に燕市初出店となる「無印良品 燕」がオープン
三条ものづくり学校も「金属廃材内装計画」というかたちで店舗計画に協力しました。
「燕三条発掘市」では、燕三条の製品や廃材アップサイクル製品、実験的な新商品などを販売しました。燕三条を拠点とする各団体がそれぞれの視点で揃えた商品を発掘できる企画です。
店内に三条ものづくり学校にもある、繊維工場で余った生地の端材を自由にお持ち帰りいただけるコーナー「テイク布リー」もありました。
朝だ!生です旅サラダ
2023年10月7日(土)8時00分~9時30分放送の「朝だ!生です旅サラダ・ゲストの旅」に「知花くららが新潟を巡る旅・ものづくり三条市 三条ものづくり学校」が紹介されました。
撮影日はたくさんの人が出入りしており、いつもと違う緊張感が漂っていました。
“MONOZUKURI”SCHOOL Kids WORKSHOP 2023〜子どものものづくり体験〜
夏休みの小・中学生を対象にした、燕三条地域のものづくりを体験できるイベントです。
14のワークショップと、館内全体を巡ってミッションをクリアしていくクイズラリーも実施。さらに株式会社セイヒョー様の協賛により、アイスの販売やセイヒョー商品のパッケージデザイン展示も行いました。
ものを作る体験だけではなく、ステンレス、銅、真鍮、木、布など素材そのものにも目を向けます。人と教え合い、楽しく学びながら、子どもたち自身が、好きなことや興味のあることを探せます。
新潟県の庶民的アイス、桃太郎の屋台も登場。桃太郎アイスは大好評につき、イベント後も引き続き販売をしていました。
今後のイベントについて
これからも様々なものづくりに関するイベントが開催される予定です。
出勤するたびにそういった試みに自然に触れることができ、仕事でも活かせる部分が多いです。気になる方は公式ホームページを見てみてください。
m.o
グローワークスのデザイナーとして働く、美と機能性を追求するクリエイターです。ユーザー目線のデザインを心がけています。