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【CSS入門】テキストを改行させない方法:nowrapの活用


ウェブデザインにおいて、特定のテキストを改行させずに一行で表示させたい場合があります。このようなとき、CSSのプロパティを適切に設定することで、テキストの折り返しを制御し、デザインの整合性を保つことができます。ここでは、CSSでテキストを改行させない方法について詳しく説明します。

white-space プロパティの使用

テキストの改行を制御するには、white-space プロパティが最も直接的な手段です。このプロパティに nowrap 値を設定することで、テキストを一行に保ち、自動的な改行を防ぎます。

.no-wrap {
    white-space: nowrap;
}

このクラスをHTML要素に適用すると、その要素内のテキストは折り返されず、一行で表示され続けます。これは、ナビゲーションメニューやボタンのラベルなど、特定のUIコンポーネントで一貫性を保つのに有効です。

例: ナビゲーションメニューでの使用

ナビゲーションメニューでメニューアイテムのテキストが折り返し無しで表示されるようにするには、以下のようにCSSを設定します。

<ul class="navigation">
    <li><a href="#" class="no-wrap">Home</a></li>
    <li><a href="#" class="no-wrap">About Us</a></li>
    <li><a href="#" class="no-wrap">Services</a></li>
    <li><a href="#" class="no-wrap">Contact</a></li>
</ul>
.navigation a {
    white-space: nowrap;
}

この設定により、メニューアイテムはビューポートやコンテナの幅に関わらず、常に一行で表示されます。

overflow との組み合わせ

テキストがコンテナからはみ出す場合、overflow プロパティを使用して見た目を整えることができます。例えば、テキストがコンテナからはみ出さないようにスクロール可能にすることもできます。

.no-wrap-scroll {
    white-space: nowrap;
    overflow: auto;
}

このクラスを適用すると、テキストがコンテナの幅を超えた場合、水平スクロールバーが表示されます。

まとめ

white-space: nowrap; は、CSSでテキストの改行を制御するための強力なツールです。ウェブページ上でテキストの表示を管理する際に、このプロパティを活用して、デザインの整合性とユーザビリティを高めましょう。それぞれのコンテキストに応じて、適切な設定を選択することが大切です。

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ものづくりのまち燕三条にある三条ものづくり学校を拠点に活動しているウェブサイト制作会社です。