SEO 2024.05.23

Googleアナリティクス4導入ガイド：初心者でも簡単に始められる手順

Googleアナリティクス4（GA4）は、最新のウェブ解析ツールであり、サイトやアプリのパフォーマンスを詳細に分析するための強力なプラットフォームです。本記事では、GA4の導入手順を初心者向けにわかりやすく解説します。これを参考にすれば、簡単にGA4を設定し、データ解析を始めることができます。

GA4の導入手順

Googleアナリティクスアカウントの作成

まず、Googleアナリティクスにアクセスし、Googleアカウントでログインします。まだアカウントを持っていない場合は、無料で作成できます。

プロパティの作成

ログイン後、アカウント内の「管理」セクションに移動し、新しいプロパティを作成します。プロパティはウェブサイトやアプリごとに作成できます。
プロパティの作成時に「Googleアナリティクス4」を選択します。

データストリームの設定

プロパティを作成したら、次にデータストリームを設定します。データストリームとは、GA4がデータを収集する元となるウェブサイトやアプリのことです。
「データストリームを作成」をクリックし、ウェブ、iOSアプリ、Androidアプリのいずれかを選択します。ここでは、ウェブサイトを例にします。

トラッキングコードの取得と設置

データストリームを作成すると、トラッキングIDとトラッキングコードが表示されます。このコードをコピーします。
コピーしたトラッキングコードを、追跡したいウェブサイトの全てのページに設置します。一般的には、HTMLファイルのタグ内に挿入します。

トラッキングコードは、HTMLファイルのタグ内に挿入します。以下は、実際の設置例です。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>Example Website</title>
    <!-- Google Analytics 4 Tracking Code -->
    <script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=G-XXXXXXXXXX"></script>
    <script>
      window.dataLayer = window.dataLayer || [];
      function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
      gtag('js', new Date());

      gtag('config', 'G-XXXXXXXXXX');
    </script>
    <!-- End of Google Analytics 4 Tracking Code -->
</head>
<body>
    <!-- Page Content -->
</body>
</html>

上記のコードで、G-XXXXXXXXXXはあなたのGA4のトラッキングIDに置き換えてください。

Googleタグマネージャーの利用（オプション）

Googleタグマネージャーを使用することで、トラッキングコードの管理がより簡単になります。既にタグマネージャーを使用している場合は、GA4のタグを追加することでトラッキングを開始できます。
タグマネージャーの「タグ」セクションに移動し、「新しいタグを追加」をクリックします。タグタイプとして「Googleアナリティクス：GA4設定」を選択し、トラッキングIDを入力します。

イベント設定

GA4では、ユーザー行動を詳細に追跡するためにイベントを設定します。デフォルトでいくつかのイベントが用意されていますが、カスタムイベントを設定することも可能です。
「イベント」セクションに移動し、「イベントを設定」をクリックします。ここで、新しいイベントを追加し、トラッキングしたいアクション（例：ボタンのクリック、フォーム送信など）を設定します。