WordPress

初心者でも安心!WordPress 手動インストール完全ガイド

WordPressは、世界で最も人気のあるCMS (コンテンツ管理システム) の 1 つです。ブログ、ウェブサイト、そしてもちろんECサイトの作成にも使用できます。
WordPressをインストールするには、大きく2つの方法があります。

  • 自動インストール: レンタルサーバーのコントロールパネルから簡単にインストールできる方法です。
  • 手動インストール: FTPソフトやSSH接続を使用して、サーバーにファイルをアップロードし、データベースを作成する必要がある方法です。

今回は、WordPressを手動インストールする方法について、初心者でも安心して利用できるよう、さらに詳しく解説します。

1. 準備

1.1 レンタルサーバー契約
WordPressをインストールするには、まずレンタルサーバーを契約する必要があります。
レンタルサーバーを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

  • WordPressインストール対応: WordPressのインストールに対応しているサーバーを選びましょう。
  • ディスク容量: サイトの規模に合わせて、十分なディスク容量があるサーバーを選びましょう。
  • 転送量: サイトのアクセス数に合わせて、十分な転送量があるサーバーを選びましょう。
  • サポート: トラブルが発生した際に、日本語でサポートしてくれるサーバーを選びましょう。

1.2 FTPソフトのインストール
WordPressを手動インストールするには、FTPソフトが必要です。
FTPソフトは、無料で利用できるものも多くあります。

おすすめのFTPソフト

  • WinSCP: Windows用のFTPソフトです。日本語にも対応しており、初心者でも使いやすいです。
  • FileZilla: Windows、Mac、Linuxに対応したFTPソフトです。日本語にも対応しており、機能も豊富です。

1.3 SSHクライアントのインストール
SSHクライアントは、SSH接続を行うためのソフトです。
SSH接続は、FTPよりもセキュリティが高いため、より安全にファイルをアップロードすることができます。

おすすめのSSHクライアント

  • PuTTY: Windows用のSSHクライアントです。日本語にも対応しており、初心者でも使いやすいです。
  • Terminal: Mac用のSSHクライアントです。標準搭載されており、設定も簡単です。

2. WordPressファイルのダウンロード

WordPress公式サイトから、最新バージョンのWordPressファイルをダウンロードします。
WordPress公式サイト: https://wordpress.org/download/

3. サーバーへのアップロード

3.1 FTPソフトによるアップロード
FTPソフトを使って、ダウンロードしたWordPressファイルをサーバーにアップロードします。

FTPソフトによるアップロード手順

  1. FTPソフトを起動します。
  2. レンタルサーバーの接続情報を入力します。
  3. サーバー上のファイルを操作できる画面が表示されます。
  4. public_htmlフォルダを開きます。
  5. ダウンロードしたWordPressファイルをpublic_htmlフォルダにアップロードします。

3.2 SSH接続によるアップロード
SSHクライアントを使って、ダウンロードしたWordPressファイルをサーバーにアップロードします。

SSH接続によるアップロード手順
SSHクライアントを起動します。
レンタルサーバーの接続情報を入力します。
サーバーにログインします。
cd public_htmlコマンドを実行して、public_htmlフォルダに移動します。
wget [WordPressファイルのURL]コマンドを実行して、WordPressファイルをダウンロードします。
unzip [WordPressファイル名].zipコマンドを実行して、WordPressファイルを解凍します。

4. データベースの作成

レンタルサーバーのコントロールパネルから、WordPress用のデータベースを作成します。

データベース作成手順
レンタルサーバーのコントロールパネルにログインします。
データベース管理画面を開きます。
データベース名、ユーザー名、パスワードを入力して、データベースを作成します。

5. wp-config.phpファイルの作成

サーバーにアップロードしたWordPressフォルダ内に、wp-config.phpファイルを作成します。

wp-config.phpファイルの作成手順
テキストエディタを開きます。
以下の内容をwp-config.phpファイルに記述します。

<?php

define('DB_NAME', 'データベース名');
define('DB_USER', 'ユーザー名');
define('DB_PASSWORD', 'パスワード');
define('DB_HOST', 'localhost');
define('TABLE_PREFIX', 'wp_');

define('AUTH_KEY',         'ランダムな文字列');
define('SECURE_AUTH_KEY',  'ランダムな文字列');
define('LOGGED_IN_KEY',   'ランダムな文字列');
define('NONCE_KEY',       'ランダムな文字列');
define('AUTH_SALT',       'ランダムな文字列');
define('SECURE_AUTH_SALT', 'ランダムな文字列
define('WP_DEBUG', false); // デバッグモードを無効化
define('WP_INSTALL_DIR', '/public_html/wordpress/'); // WordPressインストールディレクトリ
define('ABSPATH', dirname(__FILE__) . '/');

require_once(ABSPATH . 'wp-settings.php');

6. ブラウザからアクセス

ブラウザから、以下のURLにアクセスします。
http://[ドメイン名]/wp-admin/setup.php
ドメイン名は、レンタルサーバー契約時に設定したものです。

7. インストール画面

WordPressのインストール画面が表示されます。
画面の指示に従って、インストールを進めます。

インストール手順

  1. サイトのタイトルと説明を入力します。
  2. ユーザー名、パスワード、メールアドレスを入力します。
  3. サイト設定を選択します。
  4. インストールボタンをクリックします。

8. インストール完了

WordPressがインストール完了すると、ログイン画面が表示されます。
ログイン名とパスワードを入力して、ログインします。

9. WordPress管理画面

WordPress管理画面が表示されます。
ここから、サイトの設定や記事の作成を行うことができます。

10. まとめ

WordPressを手動インストールするには、いくつかの手順が必要です。
しかし、今回ご紹介した手順を参考にすれば、初心者でも安心してインストールすることができます。
WordPressをインストールして、あなただけのオリジナルサイトを作成しましょう。

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Groworks Inc.

ものづくりのまち燕三条にある三条ものづくり学校を拠点とし、新潟市、長岡市、燕市、柏崎市を中心に活動しているウェブサイト・ホームページ制作会社です。