XAMPPでWordPressをローカル環境にインストールする方法
WordPressは、世界中で最も人気のあるウェブサイト構築プラットフォームです。しかし、公開前にデザインや機能をテストするには、ローカル環境での構築が必須です。そこで今回は、XAMPPというソフトウェアを使って、WordPressをローカル環境に構築する方法をご紹介します。XAMPPは、Apache、MySQL、PHPなどの必要なソフトウェアをまとめてインストールできる、初心者向けの便利なツールです。
目次
1. XAMPPとは?
XAMPPは、Apache、MySQL、PHP、Perlをパッケージ化した、オープンソースのソフトウェアです。Windows、Mac、Linuxなど、様々なOSに対応しており、無料でダウンロードすることができます。
2. XAMPPのインストール
まず、XAMPPをダウンロードしてインストールします。
手順:
- XAMPPの公式サイトにアクセスし、使用しているオペレーティングシステムに適したバージョンをダウンロードします。
- ダウンロードしたインストーラーを実行し、インストールウィザードに従ってXAMPPをインストールします。
- インストールが完了したら、XAMPPコントロールパネルを起動します。
3. ApacheとMySQLの起動
XAMPPコントロールパネルを使って、ApacheとMySQLを起動します。
手順:
- XAMPPコントロールパネルで、ApacheとMySQLの「Start」ボタンをクリックします。
- 両方が「Running」状態になれば、ローカルサーバーが正常に動作しています。
4. データベースの作成
次に、WordPress用のデータベースを作成します。
手順:
- ブラウザを開き、「http://localhost/phpmyadmin/」にアクセスします。
- phpMyAdminが開いたら、「Databases」タブをクリックします。
- 新しいデータベース名を入力し、「Create」ボタンをクリックしてデータベースを作成します。
5. WordPressのダウンロードと配置
WordPressの公式サイトから最新のWordPressをダウンロードし、XAMPPの適切なフォルダに配置します。
手順:
- WordPressの公式サイトから最新のWordPressをダウンロードします。
- ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。
- 解凍したフォルダを「C:\xampp\htdocs\」ディレクトリに移動し、フォルダ名を「wordpress」に変更します。
6. WordPressのインストール
ブラウザを使ってWordPressのインストールウィザードを起動し、インストールを完了します。
手順:
- ブラウザで「http://localhost/wordpress/」にアクセスします。
- 言語を選択し、「続ける」をクリックします。
- データベース情報を入力します。
- 「送信」をクリックし、次の画面で「インストール実行」をクリックします。
- サイトのタイトル、ユーザー名、パスワード、メールアドレスを入力し、「WordPressをインストール」ボタンをクリックします。
データベース名: 先ほど作成したデータベース名
ユーザー名: root
パスワード: (空欄のまま)
データベースのホスト: localhost
テーブル接頭辞: wp_(必要に応じて変更)
7. WordPressのセットアップ完了
これでWordPressがローカル環境にインストールされました。ログイン画面が表示されるので、設定したユーザー名とパスワードでログインします。
手順:
- 「http://localhost/wordpress/wp-admin/」にアクセスし、ログイン情報を入力します。
- WordPressのダッシュボードが表示されれば、インストールは成功です。
まとめ
XAMPPを使ってローカル環境にWordPressをインストールすることで、インターネット接続がなくてもWordPressの学習や開発が可能になります。ローカル環境での作業は、セキュリティやパフォーマンスの面でも非常に有利です。ぜひ、この記事を参考にして、快適なWordPressのローカル開発環境を構築してみてください!
Groworks Inc.
ものづくりのまち燕三条にある三条ものづくり学校を拠点とし、新潟市、長岡市、燕市、柏崎市を中心に活動しているウェブサイト・ホームページ制作会社です。