開発 2024.02.24

HTML動画埋め込み：Webサイトをより魅力的にする～ video要素

近年、Webサイトにおける動画の重要性が高まっています。動画は、文章や画像よりも多くの情報を伝えることができ、ユーザーの興味を引く効果があります。また、動画コンテンツは、Webサイトの滞在時間を延ばし、コンバージョン率を向上させることもできます。
今回は、HTMLを使って動画をWebサイトに埋め込む方法について説明します。初心者でも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

1 動画埋め込みのメリット
2 動画埋め込みのデメリット
3 動画埋め込みの方法
4 video要素の属性
- 4.1 必須属性
- 4.2 その他の属性
5 ポイント
6 まとめ

動画埋め込みのメリット

動画埋め込みには、以下のようなメリットがあります。

Webサイトをより魅力的にする: 動画は、Webサイトに動き and 活気を与え、ユーザーの興味を引くことができます。
情報をより効果的に伝える: 動画は、文章や画像よりも多くの情報を伝えることができ、ユーザーの理解を深めることができます。
ユーザーの滞在時間を延ばす: 動画は、ユーザーがWebサイトに滞在する時間を延ばし、コンバージョン率を向上させることができます。
SEO効果: 動画は、WebサイトのSEO効果を高めることができます。

動画埋め込みのデメリット

動画埋め込みには、以下のようなデメリットがあります。

ページの読み込み速度が遅くなる: 動画は、ファイルサイズが大きいため、ページの読み込み速度を遅くする可能性があります。
モバイル端末での再生に問題がある場合がある: モバイル端末によっては、動画が再生されない場合や、スムーズに再生されない場合があります。
著作権に注意する必要がある: 動画を埋め込む際には、著作権に注意する必要があります。

動画埋め込みの方法

動画を埋め込むには、以下の手順が必要です。

動画ファイルを用意する: 動画ファイルを準備します。動画ファイルは、MP4、WebM、Oggなどの形式に対応している必要があります。
動画ファイルをWebサーバーにアップロードする: 動画ファイルをWebサーバーにアップロードします。動画ファイルのURLをメモしておきます。

HTMLコードを作成する: 以下のHTMLコードを作成します。

<video width="640" height="360" controls>
  <source src="[動画ファイルのURL]" type="video/mp4">
  <source src="[動画ファイルのURL]" type="video/webm">
  <source src="[動画ファイルのURL]" type="video/ogg">
  Your browser does not support the video tag.
</video>

HTMLコードをWebページに挿入する: 作成したHTMLコードをWebページに挿入します。

video要素の属性

video要素は、Webページに動画を埋め込むための要素です。この要素には、動画の再生、サイズ、コントロールなど様々な設定を制御するための属性が用意されています。

必須属性

以下の属性は、video要素を使用する際に必ず指定する必要があります。

src: 動画ファイルのURLを指定します。
type: 動画ファイルの形式を指定します。MP4、WebM、Oggなどの形式に対応しています。

その他の属性

以下の属性は、video要素の機能を拡張するために使用できます。

autoplay: 動画を自動的に再生します。
controls: 動画再生コントロールを表示します。
width: 動画の幅をピクセル単位で指定します。
height: 動画の高さをピクセル単位で指定します。
poster: 動画が再生される前に表示する画像を指定します。
loop: 動画を繰り返し再生します。
muted: 動画をミュート状態で再生します。
playsinline: インライン再生を許可します。
preload: 動画を事前に読み込みます。
mediagroup: 複数のvideo要素をグループ化します。
crossorigin: クロスオリジンリクエストを行うかどうかを指定します。

ポイント

width、height 属性を使って、動画のサイズを調整できます。
controls 属性を使って、動画再生コントロールを表示できます。
source タグを使って、複数の動画形式を指定できます。
ブラウザによっては、対応していない動画形式の場合があるため、複数の動画形式を指定しておくことをお勧めします。