WordPressでStripeを使ったオンライン決済を設定する完全ガイド
オンラインショップやサービスの販売に関して、スムーズで安全な決済システムは欠かせません。その中でも、世界中で利用されているStripeは、手軽に導入できる人気のオンライン決済プラットフォームです。WordPressとの相性も良く、初心者でも簡単に設定できます。
本記事では、WordPressでStripeを使ったオンライン決済を設定する手順を初心者向けにわかりやすく解説します。
目次
1. Stripeとは?
Stripe は、クレジットカードやデビットカードを使ったオンライン決済を可能にできるサービスです。世界中で利用されており、シンプルなAPIと幅広い機能で知られています。
Stripeを使うメリット
- 多様な決済方法に対応:クレジットカード、デビットカード、 Apple Pay、Google Payなど。
- 高いセキュリティ:PCI DSS を準拠しており、安心して利用可能です。
- 手数料が明確:支払いごとに一定の手数料(日本の場合は決済額の3.6% + 40円)
- カスタマイズ性が高い:WordPressプラグインやAPIを使って自由に機能を拡張可能。
2. WordPressでStripeを使う準備
Stripe をWordPress で利用するには、以下の準備が必要です。
(1) Stripeアカウントの作成
- Stripe 公式サイトにアクセス。
- アカウントを作成し、必要なビジネス情報を入力。
- 支払いを受け取るための銀行口座を登録。
(2) WordPressサイトを準備
WordPress サイトがすでに構築されていることを確認してください。まだ構築していない場合、WordPressのはじめ方 – スタートガイドを参考に設定を進めましょう。
(3) SSL証明書の導入
オンライン決済では、サイトのセキュリティが最も重要です。SSL証明書を導入し、サイトをHTTPS化してください。
ほとんどのホスティングサービスで無料のSSL証明書が提供されています。
3. WordPressにStripeを導入する方法
WordPressでStripeを利用するには、プラグインを使用するのが最も簡単な方法です。
以下に、人気のプラグインを使用した導入手順を説明します。
方法 1: WooCommerceでStripeを利用する
WooCommerceは、WordPressでオンラインショップを構築する際に最適なプラグインです。
ステップ 1: WooCommerceをインストール
- WordPressダッシュボードで「プラグイン」→「新規追加」を選択。
- 「WooCommerce」を検索し、インストールして有効化。
ステップ 2: WooCommerce Stripe Payment Gateway を追加
- 「プラグイン」→「新規追加」で「WooCommerce Stripe Payment Gateway」を検索。
- プラグインをインストールして有効化。
ステップ 3: ストライプ
- WooCommerceの「設定」→「Payments(支払い)」タブが開く。
- 「Stripe」を有効に変更、「Manage(管理)」をクリック。
- Stripeアカウントで取得したAPIキー(公開可能キーとシークレットキー)を入力。
- 保存して設定を完了。
方法 2: WP Simple Payを使用
WooCommerceを使わずにStripe決済を導入したい場合、WP Simple Payがおすすめです。
ステップ 1: WP Simple Pay をインストール
- 「プラグイン」→「新規追加」で「WP Simple Pay」を検索。
- プラグインをインストールして有効化。
ステップ 2: Stripe APIキーを設定
- WP Simple Payの「設定」ページに移動。
- Stripe アカウントから取得したAPIキーを入力。
ステップ 3: 決済フォームを作成
- WP Simple Payで「新規作成」をクリックし、決済フォームをカスタマイズ。
- 作成したフォームを投稿や固定ページにショートコードとして埋め込む。
4. Stripeでできること
(1) 定期支払いの設定
Stripeを使えば、サブスクリプション型のサービスを提供可能です。WooCommerce や WP Simple Pay の有料版では、簡単に定期支払いを設定できます。
(2) 多通貨対応
Stripeは複数の通貨に対応しており、海外向けサービスを運営する際にも便利です。
(3) カスタムデザイン
Stripe APIを使えば、支払い画面のデザインを自由にカスタマイズできます。
5. Stripe導入の注意点
- 手数料に注意
- セキュリティ対策
- 日本の税法に準拠
Stripe の手数料は固定費(3.6% + 40 円/件)がかかります。これを商品価格に反映するかを検討しましょう。
支払い情報の取り扱いには十分な注意を払い、SSL証明書の導入やセキュリティプラグインを活用しましょう。
決済にかかる消費税や請求書管理を正確に行う必要があります。
6. まとめ
WordPressとStripeを組み合わせることで、安全でスムーズなオンライン決済が実現します。ぜひ今回の手順を参考にして、あなたのサイトに導入してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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ものづくりのまち燕三条にある三条ものづくり学校を拠点とし、新潟市、長岡市、燕市、柏崎市を中心に活動しているウェブサイト・ホームページ制作会社です。